きょう7月9日!!七夕って

七夕の由来
日本古来の豊作を祖霊に祈る祭(現在のお盆)に中国から伝来した女性が針仕事の
上達を願う乞巧奠(きこうでん)などが習合したものと考えられている。
七夕伝説は『文選』の中の漢の時代に編纂された「古詩十九編」が文献として初出と
されており、南北朝時代の『荊楚歳時記』、その他『史記』等の中にも記述がある。
『荊楚歳時記』には7月7日、牽牛と織姫が会合する夜、婦人たちが7本の針の穴に美しい
彩りの糸を通し、捧げ物を庭に並べて針仕事の上達を祈ったと書かれている。
日本の棚機津女(たなばたつめ)の伝説は『古事記』に記されており、村の災厄を除いて
もらうため、水辺で神の衣を織り、神の一夜妻となるため機屋で神の降臨を待つ棚機津
女という巫女の伝説である。「たなばた」の語源はこの巫女に因む。
日本では奈良時代に節気の行事として宮中にて行われていた。
本来、宮中行事であったが、織姫が織物などの女子の手習い事などに長けていたため、
江戸時代に手習い事の願掛けとして一般庶民にも広がったものです。