プリーツ加工とは
「あんた!!あたし一回しか履いてない
プリーツスカートどうしてこんなんした。」
「プリーツがとれてまって履けん。」(よくよくお尋ねしたら当店でのクリーニング処理でなかった)
それは、絹100%の総プリーツのスーツでした。
詳しくはご説明がなかったのがトラブルの元のようです。
「プリーツは若干とれますね」「仕上げしてますね。」
クリーニングしてびっくりプリーツ取れてしまい大変です。
仕上げで3時間かけて再現しようとがんばりますが、アコーデオンプリーツでつける先から取れてしまう。
スカートですのでおしりのところがひどくどうしよもないようです。
ではプリーツ加工とは
プリーツ保持加工技術は開発が進んでいます。
絹繊維はプリーツ保持加工は開発されていません。
化学繊維の多くは高圧及び熱によって型付け加工します。
ウールや綿は、それぞれの特殊な薬剤によって加工します。
絹繊維素材について加工は開発されていません。
絹繊維はプリーツ保持加工は水素結合によるもののようです。
簡単にいえば水素結合とは、洗濯ジワやたたみジワなどと同じような現象で、
濡らせば解けてしまいます。このことから複雑なプリーツは再現できません。
絹プリーツ製品は、長時間楽しむことが出来ないものです。
形状安定加工が困難な繊維ということです。
そしてすべてのプリーツ加工はプリーツ保持は3年です。っとご説明いたしました。
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